株式会社アドバンスフロー 代表取締役
中塚 章浩
著書「面接の疑問 Q&A」・Twitter
パーソルテンプスタッフ株式会社に約6年在籍し、現在は人材紹介会社「株式会社アドバンスフロー」の代表取締役。
のべ約2,000名もの転職支援を行い、求職者が希望する仕事を得られるよう尽力。人材業界16年の経験から「転職はしっかりとした情報が得られれば得られるほど、理想の職場を見つけられる」と確信し、多くの人が情報を得られるよう、記事の監修も行う。
「MRの募集はしているの?」
「MRは採用は減っている?」
と悩んでいませんか。
そこで、
現役転職エージェントでMRの紹介経験が豊富な筆者が、
これらの悩みを解説していきます。
この記事で、MRのことを知っていただると幸いです。
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今MRの採用は減っている
今MRになりたい人にとっては厳しい時代です。なぜなら、今MRの採用が減っているからです。
では、なぜMRの採用が減っているのかとというと、以下の通りです。
- 日本のMR人口が多すぎる
- 各製薬会社の新製品が発売できない
- ITがMRの役割を担いつつある
元々、日本は人口の割にMRの数が多いと言われていました。それでも各製薬会社は新しい製品の販売ラッシュで、自社製品を医療の現場にアピールするため、製薬会社は新卒・中途採用関係なしにMRを採用し続けてきました。
また、CSOと呼ばれるMR専門の派遣会社から製薬会社に派遣される「派遣MR」も、積極的に採用し続け、人員を増やしてきました。実際、人材紹介会社はCSOの採用支援で売上を稼いでいた時代もあります。
とある転職エージェントで、CSO担当の営業担当が、MRの採用が活発だった時には売上上位だったにも関わらず、MRの採用がストップしたあとは売上も前年の半分以下に落ち込んだといった話もあるくらいです。
しかし、今は各製薬会社で新製品の発売は、ほとんどなされていません。なぜなら、新製品を発売するためには、開発から厚生労働相の販売許可を得るまでに年単位の時間を要するため、大半の製薬会社では既存製品で売上を立てるしかなくなっています。
さらに、既存製品の医薬品に関しては、医者も薬剤師も詳しい情報を持っているため、MRからの情報提供を受けなくても問題ないと考えています。
また、医療系の情報産業も発達したため、今までMRから得ていた医薬品の最新情報も、MRなしで取得できるようになりました。
以上の状況から、MRは今人員過剰になっており、MRの採用は芳しいとは言えず、MRへの転職というのはあまり期待ができないのです。
医療業界営業職をめざすなら医療機器営業が良い
今、MRよりも転職事例が増えているのが「医療機器の営業担当」です。その理由は以下の通りです。
- MRよりも専門的な交渉ができる
- 転勤が少ない
医療機器の営業職も医者と商談をしますし、外科系や循環器系の製品を扱う営業職であれば、手術の立ち会いに入ることもあり、より深い専門的な営業ができます。
また、全てとは言えませんが、MRより医療機器営業のほうが転勤のない会社も多いです。
日本は世界第2位の医療市場の大きな国のため、日本の医療市場への参入を考える外資系企業は多く、市場規模も採用動向も伸びていくと考えられます。
医療機器営業職は、業界未経験者でも採用を継続的に行っています。業界未経験でMRになりたいけど、募集がない・採用されないのであれば、医療機器業界を目指すというのも選択肢に入れてみてはいかがですか?
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