【転職のプロが教える】40代におすすめ転職エージェントランキング

「40代におすすめの転職エージェントはどこ？」
「転職エージェントの種類が多すぎてどう選べばいいか分からない！」
このようなお悩みを抱えていませんか？

※会社名をクリックすると各社の公式サイトにジャンプします。

さらに、
「40代の方が転職を成功させるポイント」や
「40代の方が転職活動をする上で感じる疑問点」
などの転職情報について詳しく紹介します。

この記事があなたの転職活動のお役に立てば幸いです。

また求職者・在職者の職業支援実績を豊富にもつキャリアコンサルタントの「キャリコンリンク 瀧本博史氏」にもアドバイスしていただきました。
この記事目次にある「キャリアコンサルタントからみなさまへのアドバイス」にて瀧本氏から、転職について悩んでいるみなさまにアドバイスもいただいておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

	＜アドバイザー＞ キャリコンリンク合同会社 代表 瀧本博史
瀧本　博史（キャリコンリンク合同会社代表　https://careerconsultantlink.com/） 転職コンサルタント・心理カウンセラー。 キャリアの専門家として就職指導や職業訓練校、大学講師、ハローワークや公共機関等の相談員歴29年。 心理カウンセラーとして心の問題もケアする。著書複数。NHK総合の就活ドラマも監修。 取得資格は国家資格２級キャリアコンサルティング技能士、産業カウンセラー他 ＜保有資格＞ 産業カウンセラー 国家資格キャリアコンサルタント 国家資格２級キャリアコンサルティング技能士 米国NLP協会認定NLPトレーナー ＜著書＞ 『オンライン就活は面接が９割』 『本気で内定！面接対策』

【求人数調査】40代におすすめの転職エージェントランキング

なぜなら、今までの実績を生かせる求人が多い転職エージェントに登録することで選択肢が広がり、希望する条件の求人や好条件の求人に巡り合う可能性が高くなるからです。

そこで、下記の条件で抽出した転職エージェントについて、「経験者を必要としている求人数」を調査したところ、以下のような結果となりました。

ここからは、求人数上位の転職エージェント3社について、より詳しくご紹介します。

【求人数第1位】リクルートエージェント

画像引用元：「リクルートエージェント」公式サイト

リクルートエージェントは、公開していない求人数をあわせて常時20万件近くの求人をもつ転職エージェントです。

40代の方はもちろん、20代・30代の若年層や、50代以上のミドル世代の転職支援実績も豊富で、それに見合う求人も豊富に取り揃えています。

また、専用アプリを利用した求人の紹介、面接力向上のためのセミナー開催、企業の内部情報の確認など、独自のサービスが豊富です。

そのため、40代で初めて転職するという方も、何度目かの転職をするという方も、登録すべき転職エージェントのひとつといえます。

また、リクルートエージェントを実際に利用したことがある40代の方からは下記のような感想が寄せられました。

【求人数第2位】dodaエージェントサービス

画像引用元：「dodaエージェントサービス」公式サイト

dodaエージェントサービスは、転職サイト「doda」のサービスの1つです。そのため、登録すれば転職エージェントとしてだけでなく、転職サイトとしても利用することができ、求人の紹介を受けつつ自分で求人を探して直接応募することもできます。

特にdodaは、「未経験者歓迎」の求人数が他社よりも少ない傾向にあります。つまり、実績や経験の豊富な40代の方が応募できる求人も豊富に揃っている転職エージェントなのです。

また、dodaエージェントを実際に利用した40代の方からは下記のような感想が寄せられました。

【求人数第3位】ワークポート

画像引用元：「ワークポート」公式サイト

また、ワークポートを実際に利用した40代の方からは下記のような感想が寄せられました。

【調査】転職エージェント各社の「拠点所在地」はどこ？

転職エージェントを利用する際には、あなたの生活圏内や、希望勤務地の近くに拠点のある転職エージェントであればなおよいでしょう。その土地の転職事情に詳しい担当者と対面で対話できれば、より細かい条件や具体的な状況を共有しやすくなります。

【職種別】40代におすすめの特化型転職エージェント

なぜなら、希望する分野の転職に強い転職エージェントにも登録することで、応募したい求人数を増やすことができ、転職の成功確率も高くなるからです。

ここからは、以下の職種や条件について、その分野の転職に強い転職エージェントをご紹介します。

「女性の転職」におすすめの転職エージェント

ここでは「女性の転職支援に力を入れている転職エージェント」や「女性の転職支援実績が豊富な転職エージェント」をご紹介します

【女性におすすめ】type女性の転職エージェント

画像引用元：「type女性の転職エージェント」公式サイト

関連記事:「type女性の転職エージェント」の口コミ・評判

【女性におすすめ】パソナキャリア

画像引用元：「パソナキャリア」公式サイト

こんな女性におすすめ

女性の気持ちに添ったサポートをうけたい

パソナキャリアは、派遣のパソナも含めて全グループで「女性の社会進出」を支援！2016年より女性支援に特化した「女性活躍推進コンサルティングチーム」も登場し、女性ならではの転職を後押ししています。

画像引用元：パソナキャリア：女性の転職特集

関連記事:「パソナキャリア」の口コミ・評判

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「時短勤務」の仕事を希望する方におすすめの転職エージェント

40代女性の中には、家事・子育て・介護など家庭と仕事を両立しやすくするために、「時短勤務」や「週2-3日勤務」が可能な職種への就職や転職を希望する方も多いです。

ここでは、「時短勤務」や「週2-3日勤務」の求人を豊富に取り扱っている転職エージェントをご紹介します

【時短勤務】スマートキャリア

画像引用元：「スマートキャリア」公式サイト

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「事務職」を目指す方におすすめの転職エージェント

ここでは事務・オフィスワーク系の職種への転職支援実績が豊富な転職エージェントをご紹介します

【事務】リクルートエージェント

画像引用元：「リクルートエージェント」公式サイト

リクルートエージェントを選出した理由は、非公開も含めた求人数の多さと職種の網羅性が高いからです。

関連記事:「リクルートエージェント」の口コミ・評判

【事務】パソナキャリア

画像引用元：「パソナキャリア」公式サイト

パソナキャリアを選出した理由は、トップクラスの求人数と網羅性の高さです。

非公開求人も含めた総求人数は完全に非公開ですが、業界トップクラスの求人数を保有しています。

関連記事:パソナキャリアの口コミ・評判

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「管理部門」を目指す方におすすめの転職エージェント

ここでは管理部門の職種への転職支援実績が豊富な転職エージェントをご紹介します

【管理部門】MS Agent by MS-Japan

画像引用元：「MS Agent by MS-Japan」公式サイト

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【管理部門】ジャスネットキャリア

画像引用元：「ジャスネットキャリア」公式サイト

ジャスネットキャリアも、管理部門に特化した転職エージェントですが、「紹介予定派遣」の求人案件ももつめずらしいエージェントです。

特に、公認会計士やUSCPA（米国公認会計士）、税理士などの経理・財務系に強い転職エージェントです。

一番の特徴が転職エージェントで「紹介予定派遣」案件があるところ。案件数は少ないですが、より一層頑張りたいという方にはチャンスが広がる転職の方法です。

関連記事:「ジャスネットコミュニケーションズ(ジャスネットスタッフ)」の口コミ・評判

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「IT・WEB系」の転職に強い転職エージェント！

ここではIT・WEB系の職種への転職支援実績が豊富な転職エージェントをご紹介します。

【IT・WEB系】リクルートエージェント

画像引用元：「リクルートエージェント」公式サイト

1位は、15社中圧倒的な求人数を誇る「リクルートエージェント」です。

総合型エージェントではありますが、IT業界の求人数・転職決定者は特にエンジニア職が多いことから、IT業界に強い転職エージェントといえます。

担当者のサポートも評判がよく、的確な履歴書の添削や面接対策を受けられるので、登録すべき転職エージェントです。

関連記事:「リクルートエージェント」の口コミ・評判

【IT・WEB系】レバテックキャリア

画像引用元：「レバテックキャリア」公式サイト

レバテックキャリアは、エンジニア・クリエイターを中心に15年積み重ねてきた転職支援実績があります。

IT企業経営層とのパイプが太く、求人の検索画面には「企業から求人を検索」の項目があります。

大手企業や有名な企業で働きたい方におすすめの転職エージェントです。

関連記事:レバテックキャリアの評判・口コミ

【IT・WEB系】ワークポート

画像引用元：「ワークポート」公式サイト

ワークポートは総合型転職エージェントでありながら、IT系やWEB系に注力している転職エージェントです。

1万件以上のIT・WEB系求人を保有し、エージェントも元業界経験者が多く、職種や仕事内容について具体的に相談できます。

関連記事:「ワークポート」の口コミ・評判

【IT・WEB系】Geekly（ギークリー）

画像引用元：「Geekly」公式サイト

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「営業職」の転職に強い転職エージェント！

ここでは営業職の職種への転職支援実績が豊富な転職エージェントをご紹介します。

【営業職】リクルートエージェント

画像引用元：「リクルートエージェント」公式サイト

リクルートエージェントは、全国に拠点をもち、圧倒的な求人数をもつところが魅力の人材紹介会社です。

リクルートエージェントは、全国展開の総合転職エージェントで、地域別でも職種別でも圧倒的な求人数を持っています。

1977年に創業、累計37万人（※2016年3月時点）もの転職を支援し実績が高く、転職エージェントに登録するなら、必ず登録すべきエージェントと言えます。

関連記事:リクルートエージェントの口コミ・評判

【営業職】dodaエージェントサービス

画像引用元：「dodaエージェントサービス」公式サイト

dodaエージェントサービスは、担当者2人制で細かなサポートを受けられます。

転職サイトとして有名なdodaエージェントサービスは、転職エージェント側の担当者が2人います。登録者のキャリア支援のプロと、紹介先企業をよく知るプロ、2人のプロが転職活動のバックアップをしてくれます。

関連記事:dodaエージェントサービスの口コミ・評判

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「ハイクラス転職・外資系企業」を目指す方におすすめの転職エージェント

ここではハイクラスや外資系企業への転職支援実績が豊富な転職エージェントをご紹介します

【ハイクラス・外資系】JACリクルートメント

画像引用元：「JACリクルートメント」公式サイト

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【ハイクラス・外資系】エリートネットワーク

画像引用元：「エリートネットワーク」公式サイト

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「製造業」の転職におすすめの転職エージェント

ここでは製造業の転職支援実績が豊富な転職エージェントと派遣会社を紹介します。

製造業は業界的に「派遣社員」や「紹介予定派遣」「無期雇用派遣」といった雇用形態の求人が多いため、製造業の求人を探す場合は転職エージェントと併せて派遣会社の利用をおすすめします。

あなたのお住まいの地域や希望する職種に合った転職エージェント、派遣会社を利用しましょう。

【製造業(転職エージェント)】メイテックネクスト

画像引用元：「メイテックネクスト」公式サイト

【製造業(派遣会社)】テクノ・サービス

画像引用元：テクノ・サービスの求人検索・登録サイト「働くナビ」公式サイト

関連記事: 「テクノ・サービス」の口コミ・評判

【製造業(派遣会社)】日研トータルソーシング（e仕事）

画像引用元：日研トータルソーシングの求人検索・登録サイト「工場製造業求人サイトe仕事」

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「飲食業界」への転職を目指している方におすすめの転職エージェント

ここでは飲食業界への転職支援実績が豊富な転職エージェントをご紹介します

【飲食業界】クックビズ(cookbiz)

画像引用元：「クックビズ(cookbiz)」公式サイト

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【飲食業界】フーズラボ・エージェント

画像引用元：「フーズラボ・エージェント」公式サイト

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「アパレル・販売職」を目指す方におすすめの転職エージェント

ここではアパレルや販売職への転職支援実績が豊富な転職エージェントをご紹介します

【アパレル】iDA

画像引用元：「iDA」公式サイト

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【アパレル】エラン

画像引用元：「elan(エラン)」公式サイト

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「介護職」への転職を目指す方におすすめの転職エージェント

ここでは、介護職への転職支援実績が豊富な転職エージェントをご紹介します

【介護職】介護ワーカー

画像引用元：「介護ワーカー」公式サイト

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【介護職】ケアジョブ

画像引用元：「ケアジョブ」公式サイト

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キャリアコンサルタントからみなさまへのアドバイス

今回は40代の転職について、
「40代の方におすすめの転職エージェント？」「転職エージェントを活用方法」「転職を成功される方の特徴」
など、転職で成功するためのポイントやコツを転職支援の実績を持つ瀧本氏にお伺いしました。
転職について悩んでいる方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

【おすすめ転職サイト①】40代の方の転職におすすめのハイクラス向け転職サイト

【おすすめ転職サイト】ビズリーチ

画像引用元：「ビズリーチ」公式サイト

「ビズリーチ」は、一般的な転職エージェントとは少し異なり、ヘッドハンターや企業からのスカウトを待つ転職サイトです。

求人数は、非公開求人を含めで約11万件と圧倒的に多く、高年収の案件も多いという特徴があります。

ただし、無料ユーザーの場合は、公募求人への応募やスカウトを待つ程度の利用しかできません。すべてのサービスを使うには月額3,278円～（※2020年12月時点）の有料ユーザーに登録する必要があります。

関連記事:「ビズリーチ」の口コミ・評判

【おすすめ転職サイト】リクルートダイレクトスカウト

画像引用元：「リクルートダイレクトスカウト」公式サイト

担当者を指名できる「リクルートダイレクトスカウト」は、創業間もないものの実績と安心感があります。

それは、人材サービス会社最大手のリクルートグループが運営しているヘッドハンティング型転職サイトだからです。

同じリクルートグループの転職エージェント「リクルートエージェント」とはしっかり差異化が図られており、リクルートダイレクトスカウトは高年収に特化しています。それでいて、求人数は公開求人だけで4万件を超えています。

さらに、リクルートダイレクトスカウト側の担当者を求職者が指名することもできます。そこがリクルートブランドと相まって、安心感を高める理由にもなっているのです。

ただし、リクルートダイレクトスカウトは求職者からの応募はできず、スカウトから連絡を待つのみというスタイルです。忙しい方にとっては楽であるといえますが、早期転職を希望する方には向いていないという面もあります。

関連記事:「リクルートダイレクトスカウト」の口コミ・評判

【おすすめ転職サイト】doda X

画像引用元：「doda X」公式サイト

【おすすめ転職サイト】enミドルの転職

画像引用元：「enミドルの転職」公式サイト

「enミドルの転職」は、enエージェントやen転職などと同じグループが運営する、転職エージェントマッチングサイトです。

ビズリーチなどと同じように、登録すると求人を閲覧することができ、応募すればその求人をもっている転職エージェントやヘッドハンターにコンタクトがとれるサービスです。

enミドルの転職は原則年収1,000万円以上の方を対象としていますが、年収300万円からの求人を検索可能です。

そのため、「ハイレベルの転職を目指しつつも、年収600万円や700万円クラスの求人を探したい」といった幅広いニーズに対応できます。

関連記事:「enミドルの転職」の口コミ・評判

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【おすすめ転職サイト②】40代の方の転職におすすめの転職サイト

【おすすめ転職サイト】FROM40

画像引用元：「FROM40」公式サイト

【転職サイト】ママの求人

画像引用元：「ママの求人」公式サイト

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【独立希望の方向け】40代で独立したい方におすすめの情報サイト

【未経験で独立するなら】アントレ

画像引用元：「アントレ」公式サイト

40代の方が転職を成功させるために必要なことは？

そしてもうひとつ、「今は転職しない」という決断をする可能性も視野に入れることが大切です。

ここからは、40代の方が転職を成功させるために必要なこれら3つのポイントについて、詳しくご紹介します。

1. 転職エージェントを利用する
2. 転職サイトを併用して利用する
3. 今は転職せずにタイミングを待つ

※各ポイントをクリックすると、詳細にジャンプします。

1.転職エージェントを利用する

転職エージェントでは、基本的に担当者（キャリアアドバイザー）とキャリア面談を行うため、そこで転職の動機や希望条件を担当者とすり合わせながら、整理することができます。

なので、転職エージェントを利用すると「転職動機」や「希望条件」を整理できるうえに、希望する求人を多く見つけられる可能性が高くなります。

また、転職エージェントは、一般に公開することなく適した登録者にだけ紹介する「非公開求人」をもっています。この「非公開求人」のなかに、自身の希望に合う求人候補が含まれる可能性もあります。そうなれば、応募したい求人が増え、それだけ転職できる可能性も高くなるのです。

2.転職サイトを併用する

転職サイトを併用すると、転職エージェントだけを利用するよりも希望求人に多く出合える可能性が高くなります。

なぜなら、転職サイトには、転職エージェントがもっていない求人も多く掲載されているからです。

特に、地域に根付いた企業や小規模企業などの求人は、転職エージェントよりも、転職サイトやハローワークのほうが保有求人が豊富な可能性があります。

ただし、転職サイトを活用するにあたっては、以下に挙げる2点に注意しましょう。

• 求人の検索や応募・面接の日程調整などをすべて自分で行うことになるので、手間と時間が掛かる。
• 掲載されている求人のなかには、条件や社内環境のよくない企業の求人も存在する。企業情報や待遇などを含め、すべて自分で求人を見極める必要がある。

3.今は転職せずにタイミングを待つ

転職を決意して、求人検索や転職エージェントへの登録などを行い、転職活動を行った結果「転職を一旦諦める」という決断をする方も多くいます。

転職のタイミングを延期することで、
「転職に必要な実績やスキルをつけられる」
「応募したい！と感じる求人が出てくるのを待つ余裕ができる」
というメリットがあります。

また、転職活動を検討した結果、「やっぱり今の会社が自分に合っている」と再認識し、転職する動機自体がなくなることもあります。

転職するタイミングを待つことで、自身にとってよりよい選択ができるようになる可能性があるのです。

「40代の転職は難しく、早く行動しないと難しい」と思う方も多いですが、年齢に見合ったスキルや実績をお持ちの方であれば、40代、50代での転職は十分に可能です。

以下のグラフは「リクルートエージェント」のデータです。
41～50歳の約5％＝1,000人程度、51歳以上の約1％＝200人程度が転職に成功しています。

画像引用元：「リクルートエージェント」転職実績データ

40代の転職事情はどうなの？

40代の方の転職は、正直なところ「厳しい」状況で、40代の方に見合う求人が少ないのが現状です。

なぜなら、40代以降の方は離職する人が少ないため、40代の方を必要としている企業が少ない＝求人が少ないという状況になるのです。

2015年の「雇用動向調査」によると、30代前半までの男性の離職率が2ケタであるのに対し、30代後半では9.4％、40代男性では8％前後と、離職率が低くなっています。

▲クリックで拡大できます
画像引用元：「雇用動向調査結果」（厚生労働省）を加工して作成

しかしながら、転職成功者の年齢割合をみると、転職する方はここ10年で急増しています。

画像引用元：「doda」転職成功者の年齢調査（2017年下半期）

【FAQ】40代の転職活動に関するよくある質問

40代が採用されづらいのはなぜ？

40代の方が採用されづらい理由は、主に以下の4つです。

1. 該当求人数がもともと少ない
2. 採用する企業の管理職にとって「年上の部下」になる可能性がある
3. 高年収の傾向があり、採用企業が慎重になる
4. 求職者に「マネジメント経験の少ない人」が多い

現在は20代・30代の管理職が増加している反面、部下が年上となるのは望ましくないと考える企業も多く、そのような企業に応募すると40代という年齢で採用を渋られる場合もあります。

さらに40代になると、今までの経験や家庭環境などを考えればある程度の年収が必要です。その年収に見合う人材かどうかを企業は慎重に判断するため、採用されにくいということもあります。

また、それまでに管理職を経験した方であれば40代で管理職への転職もありますが、管理職の求人は数が少ないうえに、40代ではまだ経験不足と判断されてしまうことが多くなります。

こうした事情から、40代の転職は難しく大変なものになってしまうのです。

転職を成功させやすい40代の条件は？

40代の求職者でも、下記のような職歴・経験を持っている方の場合は転職を成功させやすいです。

• 専門職としての豊富な経験
• 年齢を度外視できる圧倒的な実績
• 豊富なマネジメント経験

専門職の経験とは、会計士などの資格保有に限らず「IPO経験がある」「資金調達の課題解決をした経験がある」など、専門的な知識・経験の有無が問われます。

専門性の低い職種であれば、「年齢が高くても雇いたい」と思われるような圧倒的な実績が必要です。そして、マネジメント経験として求められるのは、部長や支社長クラスのマネジメント経験です。

40代が転職しやすい業界・職種は？

40代の方の転職は、「今まで経験した業界・職種での転職」が原則です。

しかしながら、以下に挙げるような「人材不足の傾向がある業界・職種」ならば、40代の未経験者でも可能性はあります。

• 介護業界
• タクシー運転手
• コールセンター

こうした業界・職種以外だと未経験での転職はほぼ難しいですが、今までの経験を生かせる求人ならばその限りではありません。

たとえば、「営業職の経験を生かして販売店マネージャー候補になる」「コンサルタント職での経験を生かして管理部門スタッフに就く」などの職種変更は可能な場合があります。

ただし、こうした場合でも、専門職やマネジメント職の経験がしっかり培われていないと難しいでしょう。

40代の転職活動で注意すべきことは？

40代の方の転職活動で、
最も注意が必要なのは「焦り」や「いらだち」です。

40代の方が採用されづらい理由（※△クリックでジャンプ）でもご紹介したように、企業は40代の方の採用に慎重になるものです。連絡が来るだけで時間がかかり、不採用通知も多くなります。

その間、焦ったりいらだったりすると、精神的にも追い詰められ、うまくいくものもいかなくなります。

そうならないよう、40代の方の転職は「長期的な視点で焦らずに活動する」ことが大切です。

そのためには、大変でも転職活動は仕事をしながら行い、内定を獲得してから退職するようにしましょう。

40代向けの転職フェアはあるの？

40代の方向けの転職フェアは開催されています。

また、転職フェアは基本的に中途採用者を対象としているイベントなので、「年齢・性別不問！誰でも参加可能！」といった場合が多いです。

転職フェアでは、企業の担当者と直接お話する機会があるほか、さまざまな企業の採用情報を確認できる機会ですので、お住まいの地域で「転職フェア」が開催される場合は、ぜひ参加条件や対象年齢などをご確認の上、ご参加ください。

40代の転職市場は新型コロナウイルスの影響で厳しくなった？

40代の転職市場は新型コロナウイルスの影響で厳しくなっています。

これまで、人を増やして規模を拡大しようとしていた企業が、最小限の人員で賄おうとしている傾向にあります。

増員する傾向にあった時は、将来性のある若い人の採用が目立っていましたが、最小限の人員で補う為には、即戦力となる人材が必要です。

その為、若い未経験の採用よりは求人数が多いです。

ただ、全体の求人数は減っている為、即戦力となる人材の中でも高いスキルが求められます。

また、複数面接していい人材が現れなかった場合、妥協せず採用辞退を見送る企業も多いです。

高いレベルを求められるという意味で、40代の転職市場は厳しくなっているといえます。

40代の転職活動はきつい？大変？

40代の転職活動は「大変」といえます。

希望条件で範囲を狭めるのではなく、これまでの経験の中で何をしてきたか、何で成果を出してきたか。を考え、活かせる仕事に結びつけて応募することをお勧めします。

企業が40代で採用したいと思う人物は、即戦力として活躍することはもちろん、企業にとって補充ではなく、プラスになる存在です。

その為、自分の能力でプラスになるような業界や職種を狙うといいです。

例えば営業職の場合、営業でどのぐらいのチームをまとめ、チームの目標額に対してどのぐらいプラスにしたか。の度合いによって企業も採用したいとなるかもしれません。

自分がどの業界でプラスにできるか分からない場合、転職エージェントに相談してみるといいです。

40代の転職活動で後悔しないためには？

40代の転職活動で後悔しないためには、「希望条件を狭めずスキルを活かせるところに応募すること」と「転職を考えるようになった理由も忘れないこと」が大切です。

転職することをゴールに置いてしまうと、なぜ転職したのか分からなくなり、後悔してしまう可能性があります。

なぜ転職活動をすることになったのか、そのことは常に頭において軸がブレないようにすれば、後悔のない転職活動ができるはずです。

理想と現実を見極めるのが難しいですが、譲れない条件は残しつつ、現実をみる必要があります。

その為に転職エージェントに相談し、アドバイスしてもらった内容を基に転職エージェントを利用しつつ、自分でも応募できそうなところがないか探すのも1つです。

目的をしっかりもって、転職を成功させてください。

Q.「40代・無職」の人も転職エージェントを利用できる？

40代で無職の期間が長い方の場合、転職エージェントによっては利用を断られる場合があります。

多くの企業は40代の方に「実務経験」や「管理職経験」を求める場合が多いため、無職の方向けの求人を取り扱っていない場合があるためです。

ただし、40代で現在無職の方でも「病気の治療」「ご家族の介護」「育児のために専業主婦に専念していた」といったご事情がある方は、転職エージェントの利用が可能な場合もありますので、ぜひ気になる転職エージェントにご登録の上、今後のお仕事についてご相談ください。

Q.40代・非正規雇用の経験が長い人も転職エージェントの利用は可能？

40代で非正規雇用の経験が長くても、その中での経験によっては紹介してもらえる可能性があります。

企業にとって必要な人材と判断されれば転職できます。

転職エージェントも同じように、企業が求める条件に合う経験やスキルがある、など企業に必要と思ってもらえそうな人材であれば、紹介してもらえます。

その為には、非正規雇用の経験の中でどのような成果を出してきたか、具体的に話せるようにしておく必要があります。

また、家庭の事情など非正規雇用でしか働けなかったやむを得ない事情がある場合、詳しく話す必要はありませんが伝えておくといいです。

まとめ

この記事をまとめると、

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